Wahoo KICKRのセットアップ
納車当日の帰宅後にさっそくWahoo KICKR一式のセットアップを行いました。
設置スペース
何よりも最初にしなければならないのが、KICKRを設置するスペースの確保です。電源は延長コードやタップで引いて来ることができるので、コンセントの近くでなくてもよいかと思います。部屋を片付けて壁際に3m x 1m程度のスペースを用意しました。
防振・保護マット
スペースを確保したら、防振・保護用のマットを敷きます。今回は純正品に比べて安価なRideOasisのプロテクションマットを購入しました。世間では純正品以外ではアルインコのマットがよく利用されているようです。RideOasisのフロアマットが1週間で破れたので、アルインコのEXP150に交換しました。
Wahoo KICKRのセットアップ
まずはスマートトレーナー本体であるWahoo KICKRのセットアップを行います。基本的には同梱のマニュアルの手順に従って作業すれば問題ないはずです。
AXISの調整
KICKRの足を展開して、マット上に設置します。体重や好みに合わせてKICKR AXISを装着し直して硬さを調整します。
ブルカット3の設置
KICKRをマットの上に直接設置してもよいのですが、より一層の防振・防音のため、KICKR AXISの下にブルカット3を設置しました。前側と左右に1つずつ、後ろ側は幅が広いので2つ、計5つのブルカット3を使いました。
Wahoo KICKRは一般的なローラー台のような振動が発生しないため、ブルカットは外しました。防振防音はマットで十分なようです。
リアタイアを外す
ロードバイクのリアタイヤを外して、KICKRに載せ替えます。ペダルを回しながらシフトチェンジしてギアをインナートップにしてから、スルーアクスルを回して外してリアディレーラーを後ろに引けばOKでした。タイヤを外したらブレーキキャリパーにダミーローターを挟むのを忘れずに。タイヤを外すのは初めてでしたが、特に問題なく外すことができました。
フレームをマウント
まず、KICKRに装着されているクイックレバーを外して、クイックレバー用のアダプタも外してしまいます。Domane SLR 6のリアは142x12mmのスルーアクスルですので、KICKRのマニュアルに従って142x12mm用のアダプタを装着します。
外したタイヤは横に置いておいて、チェーンがKICKRのスプロケの一番外側のギアの歯に沿うようにフレームを降ろし、スルーアクスルの穴の位置を合わせたらスルーアクスルを締め直します。
スマホとペアリング
あとはスマホとのペアリングです。
- スマホにWahoo Fitnessアプリをインストールし、
- ユーザ登録したらログインし、
- Wahoo KICKRに電源アダプタを接続し、
- 設定ウィザードに従ってKICKRをペアリングし、
- ファームウェアを更新
したらペアリングは完了です。ウィザードに従って操作すれば何の問題もないはずです。
KICKR Climbのセットアップ
続いてKICKR Climbのセットアップを行います。
フロントタイヤを外す
フレームからフロントタイヤを外します。リアのスルーアクスルに刺さっているレバーを外してフロントのスルーアクスルを外すのに使いたかったのですが、レバーが固くはまっており、外せなかったので6mmの六角レンチでスルーアクスルを回してフロントタイヤを外しました。リア同様にフロントのブレーキキャリパーにダミーローターを挟むのを忘れずに。
フレームをマウント
KICKR同様に、スルーアクスルに合ったアダプタをKICKR Climbに装着します。Domane SLR 6のフロントは100x12mmのスルーアクスルですので、100x12mm用のアダプタを装着します。
フロントタイヤは横に置いておいて、スルーアクスルの穴の位置に合うようKICKR Climbを移動し、スルーアクスルで固定します。
KICKRとペアリング
KICKR Climbはスマホとのペアリングは不要で、KICKRとペアリングします。
- KICKRとKICKR Climbのそれぞれに電源アダプタを接続し、
- KICKR Climbのリモコンのセンターボタンを長押しし、
- リモコンの白色LEDが点灯しっぱなしになれば
ペアリングは完了です。
ファームウェアの更新
このあたりがマニュアルだと不明瞭なのですが、スマホのWahoo Fitnessアプリのセンサー一覧からペアリング済みのKICKRを選択すると、KICKR Climbがペアリングされていることを確認できます。この画面にKICKR Climbのファームウェア更新のボタンが表示されている場合はそれをタップして、KICKR Climbのファームウェアを更新します。
調整
レベリングやセンタリングといった調整もマニュアルだと不明瞭なポイントです。Wahoo Fitnessアプリでロードバイクのプロフィールを設定・変更すると、自動的にレベリング(水平出し)が行われます。マニュアルには記載されていませんが、プロフィールを変更するにはKICKR Climbのセンターボタンを押してアンロックしないといけないようです。
レベリングしたら、ロードバイクのハンドルバーを持ち上げてセンタリングされていることを確認します(←これがよく分かりません。KICKR・フレーム・KICKR Climbがまっすぐ接続されていることの確認?)。同時にKICKR Climbがウェイト位置を調整するので、調整が終わったらハンドルバーを静かに降ろしてKICKR Climbをマットの上に置きます。
これでKICKR Climbの設定も完了です。
アンロック
ちなみにZwift等からKICKR Climbを動作させるにはリモコンのセンターボタンを押してアンロックしないといけないようです。
KICKR HeadWindのセットアップ
最後に、スマートファンのKICKR HeadWindをセットアップします。
ペアリング
これはもう簡単、電源入れてスマホのWahoo Fitnessアプリでセンサーを追加すればいいだけです。設定ウィザードに従ってペアリングすると、ファームウェアが更新されます。
その他
以上でKICKR一式のセットアップは完了ですが、インドアトレーナー・バーチャルライドを楽しむにはまだ必要なものがあります。
デスク
KICKR純正のデスクがありますが、純正マット同様に正直お高い。WiggleのLifeLineブランドに似たようなデスクがあったので、これを購入しました。
スウェットカバー
フレームに汗が滴らないよう、ハンドルバーからシートポストに掛けてトップチューブの上部をカバーする必要があります。これはKICKR純正品がないので、マットと同じRideOasisのカバーを購入しました。WiggleのLifeLineにも同様のカバーがあります。お好みで。
ウェア
汗だくになることは目に見えていますので、
- 長袖アンダー
- ビブパンツ
- 薄手のグローブ
- 汗止めバンド
を購入しました。アンダーとビブパンツはWiggleで安いdhbブランドのものです。グローブはセールで安くなっていたものを購入しました。